それからいつも通り、朝読と朝の会があり一時間目の準備をいているとき航に呼ばれた。



「優那、ちょっといい?」
「?いいけど…」

私は訳もわからず航に付いていった。

このときに誰か止めてくれればよかったのに…




連れていかれたのは保健室。
保険の先生は出張でいなくて保健室には私と航の二人きり…


すごく嫌な予感がした…
でも私は航の方が心配だった。



保健室に来たってことは、航の気分が悪いのかもしれない。



「航?気分でも悪いの??」
「大丈夫だよ」
「じゃあ、なんで保健室に連れてきたの?」
「わからない?」





このとき本当に航がやろうとしてたこと、わからなかったのかな?