「相変わらずボーッとしてるよね叶」
呆れた表情でわたしを見るのは
幼馴染みの笹塚優子
かなりアグレッシブで辛辣な発言
さらには美人でまさに姉御だ
本人に言ったらダメだけど
それはもう恐ろしい事態になる・・・
考えただけで泣きたくなるほどに
「そんなことないと思うけど」
「どうせ食べ物のこと考えてたんでしょ」
「なっ何故にそのことを!?」
「いや基本あんたが考えるのは食べ物のことか御都が」
「ほわああああっなな何をおっしゃるんだその口はあああ!?」
わたしは必死に優子の口を塞いだ
あっ危なかったよコレ・・・
もう少しで全部出ちゃうところだった
「っ苦しいわ!!」
「すっすんません!!」
どうやら鼻まで押さえていたらしく
息ができなくなったらしい優子がわたしの手を振り払った。
「でも、優子がいきなり、その・・・」
「事実じゃないの」
「そ、だけどさ・・・」
「良かったじゃん、隣の席になれて」
「うん・・・すごく、嬉しい。よ?」
顔に熱が集中しているのがわかる
間違いなく今のわたしは顔が真っ赤だと思う。

