人は誰だって黄金の果実を欲しがり手にする。
だけど、たまに不格好の毒リンゴを手にするが、直ぐに手離せる…。
それが一般的な人間……
でも、例外だってある。
手にする物全てが毒リンゴの人間……
手離したくても手離せない。ただ毒が自分に回るまで、手離さない。
また、自ら毒リンゴの方をほしがる人も居る。
私は一般よりもそんな例外の一人だった…。
恋愛に関してもそうだった
好きになる相手がほとんど毒リンゴ。
甘い蜜を放つ毒リンゴ。
そんな果実に私は引き寄せられるように引かれていく…。
―――私=毒リンゴ――――