「何か用?!今日の授業のこと?」

「ちがうケド…。

だた喋りたかっただけっ!」

それから私と奥サンはたくさん喋って…

大笑いしたり…。

キーンコーンカーンコーン♪♪~

「ほら。予鈴だぞ!!」

やばい…遅れる。

「奥サンもでしょっ。」

「早く行くぞっ」

そう言って2人で慌てて走った…。

でも体育館の裏のちょっと高い壁は

ちょっと無理…。

そうしたら…。

「ほらっ。」って言って

手をさしのべてくれた。

奥サンの手は大きくて、

男らしくて…。