なんで俺じゃあかんねん

「葵・・・!!」


俺は、勢いのままに名前を呼んで

駆けよって

そして、強く抱きしめた。


「え?なに!?」

葵はもちろん驚いている。


けど、俺の勢いはとまらない。

とめられない。


ここで止まったらあかん。

ここしかない。


だって、こんなにみんなが、全部が俺を応援してる。



きっと、ここで会えたのは運命や。





だから・・・・


俺は、伝える。