なんで俺じゃあかんねん

「クスッ・・・」

小さな笑い声がしたと思ったら

「あっはははっ・・・!!」

横で葵が大きな声で笑いだした。


「はあー!?おまえ、なに笑ってんねん!!」

「だって・・・ハルが・・ふふっ・・・・めっちゃ勘違いして、
一人で恥ずかしがって・・・あははっ!!!」

ツボの入ったように笑い続ける。


恥ずかしさと

だんだん、ムカついてきた。



「黙れや・・・。」

「あっはは!!ごめん、だって・・・ふふふっ」


いい加減、笑うのやめろよな~

いつまで笑ってんねん。



腹立つけど

でも、葵の笑顔。


合宿とか、それが明けても部活連日あって

家でも、なぜかあんまり顔を合わせることもなくて


だから、久しぶりに見た。


やっぱり、おまえは笑ってるのがいい。