なんで俺じゃあかんねん

真剣や・・・。

その表情に、日曜日の公園での出来事がよみがえる。

こんなときに思いだすなんて。

変な期待、したらあかん・・・。

ハルの好きな人はわからへんけど、
ずっと雅さんやと思ってたし

けど、私やってことは、ない。

期待するな。

最近の言動だってきっと、深い意味なんてなくて
きっといつもの私へのからかいの一部。


「ハルみたくイケメンなら、絶対大丈夫やって!

なんなら俺協力するし!」

相崎くんは、明るく笑う。

「ありがとうございます。」

ハルは、他人にはいつもこうして素直。

外面の笑顔を張り付けて。

私にも、そうやって素直になればいいのに。
と思う反面

ハルの素顔を知ってるのは私だけ、なんて甘い考えも持ってる。


こんなんじゃ、あかんのに。

好きな人がおるんやから。

それは私じゃないんやから。


そう頭では思うのに、やっぱりどこか期待してる。

ほんまにあほや。