なんで俺じゃあかんねん

「ごめんな!自己紹介もせずに。

俺は、去年二人と同じクラスやった相崎 翔です。
ちなみに遼の兄貴やから!」

「はい。」

「もしかして、俺のこと知ってた?」

ハルの反応に、相崎くんが尋ねる。

「まあ。・・・葵の元カレでしょ?」

「うわ!そんなことまで知ってんの。

そうです、君のお姉ちゃんの元彼氏です。」


なになになに!?この状況・・・。

好きな人と、元カレと、告白してくれた人。

この場にいるの、苦痛すぎる。


てか、ハルはなにしに来たわけ?!

せっかくバレないためにって、相崎くんをこのテーブルに招きいれたのに。

なんでハルが来ちゃうかな?!

全部パーやん!!


「ハルはどしたん?」

なんとか、表情筋に力を入れて平然を装う。

「あー。
相崎先輩に一言言っとこうかなって。

すいません、勝手に遼と合流して。
先輩追い出すみたいになってもて。

気遣ってもらってありがとうございます。」

「そんなんええのに!

ハルくんは律儀やな~。さすが葵の弟。」

「・・・あの、くんとかいらないんで。」

「そう?じゃあ、ハル!」

そこ仲良くならなくていい!!

距離つめなくていいから!