高校生になって、余計にハルと顔をあわすことはなくなった。
私は忘れるために、
当事同じクラスで仲がよくて、告白してくれた相崎くんと付き合うことにした。
相崎くんはかっこよくて、クラスの人気者で、友達からもうらやましがられた。
それに、こんな私のどこが好きなのかよくわからんかったけど、大切にしてくれたし、すごい優しかったし、特別扱いしてくれて
きっと彼女ってこういうの、なんやろうなって思った。
それもあって、ハルに対して、ちゃんと姉として自然とふるまえるようになっていった。
私の彼氏は相崎くん。
好きなのは相崎くん。
呪文のように頭の中で何度も繰り返しながら相崎くんと毎日電話した。
相崎くんにドキドキするたびに、「私ちゃんとできてる、変じゃない、大丈夫。」
そう思えた。
私はちゃんと、相崎くんを好きになれた・・・
そう思ってたのに。
『葵って、やっぱり俺のこと好きちゃうよな。』
相崎くんは、そう言って私の前から去っていった。
なんで?ちゃんと好きになれたはず。
相崎くんにドキドキもするし、きっと相崎くんのことが好きなはず。
だってちゃんと恋人らしいこともしたし、ちゃんとできてたはず。
もう、わけわからん。
ちゃんとしたやん。好きになったやん。
じゃあ、どうしたらよかったん?
どうしたら正解?
・・・・どうしたら、ハルのこと好きじゃなくなる?
私は忘れるために、
当事同じクラスで仲がよくて、告白してくれた相崎くんと付き合うことにした。
相崎くんはかっこよくて、クラスの人気者で、友達からもうらやましがられた。
それに、こんな私のどこが好きなのかよくわからんかったけど、大切にしてくれたし、すごい優しかったし、特別扱いしてくれて
きっと彼女ってこういうの、なんやろうなって思った。
それもあって、ハルに対して、ちゃんと姉として自然とふるまえるようになっていった。
私の彼氏は相崎くん。
好きなのは相崎くん。
呪文のように頭の中で何度も繰り返しながら相崎くんと毎日電話した。
相崎くんにドキドキするたびに、「私ちゃんとできてる、変じゃない、大丈夫。」
そう思えた。
私はちゃんと、相崎くんを好きになれた・・・
そう思ってたのに。
『葵って、やっぱり俺のこと好きちゃうよな。』
相崎くんは、そう言って私の前から去っていった。
なんで?ちゃんと好きになれたはず。
相崎くんにドキドキもするし、きっと相崎くんのことが好きなはず。
だってちゃんと恋人らしいこともしたし、ちゃんとできてたはず。
もう、わけわからん。
ちゃんとしたやん。好きになったやん。
じゃあ、どうしたらよかったん?
どうしたら正解?
・・・・どうしたら、ハルのこと好きじゃなくなる?


