中二の時に、初めてクラスの男子に告白された。

けど、なんでか同学年の男子に全く興味がなくて断った。

友達は付き合ったりしてたし、私もそういうことが気になるお年頃。

でも、同学年の男子とどうこうなるとかは考えられへんくて。

その時に友達から『じゃあ誰やったらいいん?』って聞かれた時に、咄嗟に思い浮かんだのは、いつも私を小ばかにしてくる一個下の弟やった。

あの時は、理由がわからなくて、
たぶん・・・一番近くにいる男子で、一番かっこいいし。

とか、思ってたけど。

中三の時に、その理由を知ることになる。

友達に置いていかれるのが嫌やったのと、その人とは仲も良かったし、初めて付き合った彼氏に言われた言葉。

『おまえが好きなんは、ハルやろ!』

言われた時は「は?」って思ったし、「いやいやハルは弟やから。」って思ったし。
その言葉の意味をよく理解できなかった。

けど・・・

何度考えなおしても、その言葉が外れてる気がしなかった。

むしろ、そう考えるとそれまでのことが全部しっくりきた。

わかった瞬間、心臓が高鳴って、体中が熱くなって

『うわーーー!!』って叫びたくなって、もうどうしたらいいのか、

これからどうやってハルと接すればいいのか、今までどうしてたっけ?

ハルのこと、ちゃんと見れる気がしない。


それに、ハルが弟っていう事実は、私がこの気持ちを自覚しても変わらない。

熱くなった体は、気づいた途端一瞬にして冷めた。


・・・そうやん、ハルは弟やん。