先に戻る、と教室を出ていった雅さん。
一人取り残された俺は、ほんまに憎たらしいくらいに晴れ渡った青空を見ながら考えていた。
あとは、世間の目だけ、か・・・・
俺は今まで"姉を好きになった"というその事実がもうアカンことって思ってて
正直、この状況をそこまで第三者的に見たことはなかった。
でも今回雅さんという"第三者"の目が入って
リキトは、なんていうかちっちゃい時から知ってる、家族と同じ感じやから。
その雅さんにそう言われて、なんかよくわからんけど、ちょっとちゃうんかな?って。
さっきは、いきなり言われて否定したけど、いいんかな?って。
それに、彼女のあの無理した笑顔を見たら・・・
ほんまに俺自身、逃げてるだけなんやったら、それは雅さんに対しても不誠実なことになる。
いや・・・雅さんだけじゃなく、俺にまえに告白してくれた清水さんにも。
でもだからって、今までどこか諦めてた関係を、今更どうこうするのも・・・
かなりの思い切りが必要やし。
一人取り残された俺は、ほんまに憎たらしいくらいに晴れ渡った青空を見ながら考えていた。
あとは、世間の目だけ、か・・・・
俺は今まで"姉を好きになった"というその事実がもうアカンことって思ってて
正直、この状況をそこまで第三者的に見たことはなかった。
でも今回雅さんという"第三者"の目が入って
リキトは、なんていうかちっちゃい時から知ってる、家族と同じ感じやから。
その雅さんにそう言われて、なんかよくわからんけど、ちょっとちゃうんかな?って。
さっきは、いきなり言われて否定したけど、いいんかな?って。
それに、彼女のあの無理した笑顔を見たら・・・
ほんまに俺自身、逃げてるだけなんやったら、それは雅さんに対しても不誠実なことになる。
いや・・・雅さんだけじゃなく、俺にまえに告白してくれた清水さんにも。
でもだからって、今までどこか諦めてた関係を、今更どうこうするのも・・・
かなりの思い切りが必要やし。


