なんで俺じゃあかんねん

とりあえず起き上がる。

横で気落ちよさそうに眠っている葵。

葵の部屋は一応6畳あるけど

ベットや机やらおいてるので、床はそんなに広くない。


・・・俺ら、このスペースに寝てたんか。


改めて考えてみると、なんか無償にはずかしい。




無意識に葵に視線を落とす。

「葵・・・・」


こうやって名前を呼んで見てるだけやったら、

俺ら全然姉弟って感じがせんな。


「ん・・・・ハル・・・・・」


え・・・・!?

起きた?


「葵?」

「・・・・・・。」


寝言?

寝言で、俺の、名前・・・・

自然と緩む口元。

俺のこと考えとんか?



「馬鹿・・・・!!」


へ・・・・?


「ハル・・・の・・・・・馬鹿・・・・・」


・・・・こいつ。