なんで俺じゃあかんねん



「好きや・・・・

好きや・・・・

めっちゃ好きや・・・・・。」



何度言っても、

壊れるまで抱きしめても

全然足りひん。




「葵・・・・


ホンマに


好きやねん・・・・・。」





できることなら、このまま唇を奪ってやりたいほど。


でも、そこまでしてもたら

絶対後で後悔するから、俺はただ力いっぱいいっぱい抱きしめた。



何度も何度も

眠っている葵に告白し続けた。



これが起きてる葵やったら・・・・


こんな状況が許される仲やったら。

姉弟なんかじゃなくて

ただの男と女で



普通に、こうやって、抱きしめられたら・・・・・

もしも、ちがう形で出会えていたなら・・・