なんで俺じゃあかんねん


「興味あるとか、そんなんじゃなくて。

ただ、ちょっとどうしたんかな?って思っただけ。」

「ふーん。

凡人のあたしにはよくわからんけど、

あれだけの天才やったら悩みくらいあるんちゃう?」

確かに、そう言われてみればそうやな。

同年代とはちがう、大人っぽいオーラみたいなん感じるし。

でも、普通に話してみたらホンマに普通の女の子やったけどな。

ちょっと引っ込み思案っていうか、あんまり人と話すのに慣れてない感じで。

・・・・あの子、天才やねんよな。

今日の昼、話したことを思い出しながらまたオムライスを口に運ぶ。

俺、天才少女に全く普通に話してもたけど、よかったんかな?

なんか他の奴らは、一目置いてて、あんま話しかけんし、

話すときも一線ひいて話してる感じやったしな。

ちょっと馴れ馴れしくしすぎた・・・・?


「ハル?どしたん?」

「なあ。あんまりしゃべったことない奴から、急に馴れ馴れしくされたら

女子って、やっぱ嫌?」

「人それぞれちゃう?あたしは平気やけど。」

「そりゃ、おまえはな。」