「俺、二人そろってんの、初めて見た!」
「真田くん、やめてよ!!」
葵がすかさず先輩をとめる。
「あ~ごめん!
でも、なんかおもしろくて。」
おもしろがんなよ・・・・
「おもしろがらんといてよ!!」
俺の思ってることと、葵の発言が一致。
「ていうか、ハル!なんで委員が文化やって言わんかったんよ!!」
葵がムッと唇をつきだす。
「それはこっちの台詞や。だいたい、俺は別に好きで委員になったわけちゃうし。」
「あ~そうやったな!引き当ててもたんやったな!」
「うるさい!」
「ハルって昔からしょうもないとこで、くじ運いいもんな!
旅行とかテレビは一回もあてたことないけど洗剤類は一式あててるよな。
食器洗剤に、洗濯洗剤に、あとトイレ磨くやつ!!」
「だから、うるさいって!!」
「あははっ!!」
葵は俺を馬鹿にして笑う。
ホンマ、ムカつくな~こいつ。
「あ!!」
笑ってたかと思うといきなり声をあげる。
「今度はなんやねん・・・・」
「雅さんやん!
ホンマやってんな~話してたこと。」
俺の横の彼女にようやく気づいたようだ。


