ふたりで屋上の扉を開ける。 キイイイィィ──... 「誰も...いないみたいだね...」 ざっと周りを見るが、人影は見当たらない。 「まあ独り占めみたいでいいんじゃない?」 うん、それもそうだ。 「よし!!食べよー!!」 モモとおかずを分け合ったりして、楽しいお弁当の時間を過ごしていた。 ...あ、この玉子焼きおいし...