「考えなくても最初からピッキングすればよかったじゃねーか。」


隼人がつぶやく。



「できる限りピッキングはしたくないんだよ...」



だって泥棒みたいじゃーん。





キイイイイ────


屋上の扉を開ける。



「んあー...今日は天気もいいし気持ちいいっ」



やば...いっきに眠くなってきた...



「寝るか」


「ああ」




今頃、瑠奈ちゃんはなにしてんだろ...


ああ...授業...か...



そこで俺の意識は途絶えた。



~said end~