三時間目の途中らしきころ、やっと学校に着き、１年Ａ組の前の廊下を歩いていた。
「...なあ翔、Ａ組になれないか聞いてみね？」
...まだあきらめてなかったのかこいつは...。
瑠奈ちゃんとは違うクラスだと言ったときから、なんか考え始めたと思ったらそんなことを...
あきれながらＡ組のなかをチラッと見てみる。
あ、瑠奈ちゃんと目があった！！！
...あ...そらされた......
ひどーいなーるーなちゃーん
ふむ...
「いいよ隼人、言ってみようか。」
ガラッ───
「「すいません。おくれました」」
