だれもいないか、縁の下からくるりと360度しっかりチェックする。 よし。いない。 「たすかったぁぁ......なに、この感触...」 ふにゃりとなにかを足でつぶした気が... 「ニャアアッッッッ!!!」 「きゃあああ!!?なに!?猫!?やだ、こないで!!ごめん、ごめんってばあ!!」 いそいで縁の下から這いずり出る。 「瑠奈か!?今こっちから悲鳴聞こえたよな!?」 「ああ聞こえた!!」 やばっっ!!隼人に翔だ!!