お嬢サマは脱走犯!?




「はい、もちろん俺たちの意思です。」



「そうか。それならいい。


...だがな、若頭の座につけるのは隼人か翔、どちらかだぞ」




そう。俺たち二人のうちのどちらかはなれない。


しかし、ここまで話が進んでおきながら、実はどっちがなるかきめていなかった。



まあ翔は、最初から「俺は自分の母親のことを探したいから若頭にはならない」と言ってこの話を断ってきたんだよなあ...。



んじゃあ俺がなるしかないじゃん...。