お嬢サマは脱走犯!?





いくら組長が相手であっても、わたしだって組長の娘。



そんな立場にいるはずなのに、まったく歯が立たなかったことがくやしい。





わたし自身はなんて無力なんだろう。



いっつも守られているだけだったのに、そんな幸せすら捨てて逃げようとしていたなんて...


モモが今までどんな大変な時を歩んできたかも知らないで



わたしなんて、ぜんぜん幸せなほうだ





モモ、ごめんなさい───





「...でも、かならず助けるから。待っててね、モモ」





~said end~