「っ...モモは無事、ですか」 恐怖に体が震えながらも声をなんとか絞り出す。 「モモ...?ああ、こいつか。無事だろ。」 そういいながら男は気絶したモモを車の上から引きずり下した。 「わざわざ落下地点にクッションを持ってきてやったんだからな。そう簡単に死なれても困る」 なに、この男のモモに対する扱い方...ありえ、ない...