──────────── 激辛クッキーは思いのほかふたりの好みの味だったようで、たくさんあったクッキーはもうひとつも残っていない。 もう!!これじゃ復讐にならないじゃない!! ああ~...と私がうなだれていると、翔がとつぜんニヤニヤしだす。 「瑠奈ちゃん。もしかしてこれ、仕返しだった?」 .........ばればれやないかーい!!