本人は俺たちにはまだ気が付いていないようで、空を見上げてなにか考えているようだった。 「瑠奈に電話しろ!!」 「ああ」 まずは瑠奈に言わないと、だよな。 あとは...とりあえず、先生かな。 「俺は先生を呼んでくる!!隼人はその間に瑠奈ちゃんに連絡を!!」 翔がモモに気が付かれないようにしつつも、いそいで屋上から出ていく。