そして彼は生真面目が故に良く悩みます。 彼は悩みが耐えず、悩む事に悩むのです。 人の良さがそうさせるのか、単に性格がか細いのかはわからないですが、自らの心の悪事を自ら正すのです。 生真面目でもクソ真面目でもない、生真面目中の生真面目。 男の中の男と同等の…いや、 漢の中の漢と同等の…いや、 それ以上の生真面目。 そんな彼を私は心の中で、『最上級』の称号としてこう呼んでいます。 生真面Man(キマジメン)と……。