your voice【短】

すると彼は赤い顔をうつむかせて、

ボソッと、あのわたしの大好きな声で呟いた。







「好きです。付き合ってください。」







わたしは顔が赤くなったが、

彼も同様に赤かった。



わたしの答えは、ギターの人が彼の背中を押したときから決まっていた。