「これ似合うよっ。絶対いいよ」
雅美が持ってきたのは
真っ白いワンピース…
「…似合わないよ…」
「ふ~ん…じゃあこの辺の服、全部下さい」
「はっ?、ちょっとー」
「いいじゃん…帰るよ~」
「お客様~お会計は?」
いかにもって感じの
雅美に色目をつかう店員…
「あぁカードで」
さらっと払っちゃったよ……これも3年もたつと
なれちゃった…
「…ゴメンナサイ…」
「謝らないで…俺がしたくてしただけ…」
「でもっ」
「昔は妹とこうしてたまに買い物来てたんだ…」
妹いたんだ…
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