そうだ
この写真をブログに載せよう
今、何かが特別だと思ったこの瞬間を
きっと今しか感じられない感動を
綺麗だとか幻想的だとか
飾った言葉ではなくて
足元がふわふわしたような小さな高陽感
世界が少しわかったような感覚
今までと何も変わらないはずなのに
決定的に違うと思ってしまう
そんな曖昧で不確かな変化を
みんなはどう呼んでいるのだろう
普通の人より狭いわたしの世界が
広がったということなのかな?
幼い頃に感じたのは
わたしには知ることの出来ない
憧れるだけで終わる世界があることを
どうして両親が知っているかという疑問
その理由を知ってしまった瞬間
せめて知ることが出来るだろう範囲は
知っておきたいと決意した