「礼くん、確か私が中学生のときに引っ越していったんだよね」
「そうそう。俺は高校生だったんだ。」
「もう六年も前なんだね」
「六年前かぁ…その時の俺は17歳だから、今の響子ちゃんと同い年だね」
「そうだね。私、あのトキの礼くんと同い年なんだ。何か不思議」
「そして更に六年たつと今の俺と同い年!でも俺が29になってるから、ずっと同い年にはなれないんだよね。変なの」
横断歩道手前の信号で赤になった。
車はぎこちなく停車する。
「礼くん、今日は何でこっちの方に?まさか礼くんに会うなんて思ってもみなかったからビックリしたよ」
「何でだと思う?」
礼くんは無邪気にニコッと笑った。
「全然わかんない」
「そうそう。俺は高校生だったんだ。」
「もう六年も前なんだね」
「六年前かぁ…その時の俺は17歳だから、今の響子ちゃんと同い年だね」
「そうだね。私、あのトキの礼くんと同い年なんだ。何か不思議」
「そして更に六年たつと今の俺と同い年!でも俺が29になってるから、ずっと同い年にはなれないんだよね。変なの」
横断歩道手前の信号で赤になった。
車はぎこちなく停車する。
「礼くん、今日は何でこっちの方に?まさか礼くんに会うなんて思ってもみなかったからビックリしたよ」
「何でだと思う?」
礼くんは無邪気にニコッと笑った。
「全然わかんない」
