☆僕の可愛い婚約者っ☆

「次の日、クラスが一緒で席も隣だった優くんに運命かもって思ったんだ。それから毎日学校が楽しくて、それで優くんからの告白で付き合うようになったんだ。優くんと付き合うようになってすぐの時、ある男の子に呼び出されて理科室行ったらね告白されたんだ。でも私には優くんがいるからって断った。その時から優くんの様子が変だなとは思ってたけど、優くんいつも何もないよって笑顔で言うから気にしなかった。それから夏休みはほぼ毎日一緒に遊んでいっぱい思い出つくって。それなのに.......夏休み明けに桜季学園中等部の学園祭があってね、優くんと一緒に回る予定の時間過ぎても来なくて。探しにいったんだ。そしたら顔が傷だらけになった優くんが保健室からでてきて...どうしたの?って聞いても何も言わなくてやっと口が開いたと思ったら『ウザイ』って。私ショックで。大好きな優くんにウザイって言われて。そしたら『泣いたら解決できると思ってんの?誰のせいで俺がこんなんになってると思ってんの?全部お前のせいだよっ!』って。笑えるでしょ?」





「笑えないよ、愛奈ちゃん。」



「結局、次の日に優くんは転校した。最初から遊びだったんだよ。優くんだって私のいない学校に行けてせいせいしてるよ」



「愛奈ちゃん...」



「もしかして悠莉君、同情してるの?」


「えっ?」