☆僕の可愛い婚約者っ☆



「遅くなってしまって申し訳ありません。


それでは始めさせて頂きたいと


思います。」





紳士って感じのお父さんだなぁ



始まるのかぁ



あっ!愛奈ちゃんたちが僕たちの方に


きたよ!!



「久しぶりだな、健ちゃん!」


健ちゃんとは僕のお父さんの名前


ホントに親友なんだ!




「悠莉君、こんばんは♪」


愛奈ちゃんのお母さんに声をかけられた


「あ、!こんばんはっ!」


「そんな堅くならなくていいのよ?


いつも通り可愛い悠莉君で話して


構わないわよ?」



「ありがとぅございます♪


ところで愛奈ちゃんは?」



そう、愛奈ちゃんがいない!!


どこに行ったのぉ?


「愛奈ならちょっとトイレ行くって


会場出ちゃったのよ。


もう帰ってくると思うんだけど...


実はね...?愛奈には悠莉君が婚約者って


言ってないのよね♪」