「遅くなってしまって申し訳ありません。
それでは始めさせて頂きたいと
思います。」
紳士って感じのお父さんだなぁ
始まるのかぁ
あっ!愛奈ちゃんたちが僕たちの方に
きたよ!!
「久しぶりだな、健ちゃん!」
健ちゃんとは僕のお父さんの名前
ホントに親友なんだ!
「悠莉君、こんばんは♪」
愛奈ちゃんのお母さんに声をかけられた
「あ、!こんばんはっ!」
「そんな堅くならなくていいのよ?
いつも通り可愛い悠莉君で話して
構わないわよ?」
「ありがとぅございます♪
ところで愛奈ちゃんは?」
そう、愛奈ちゃんがいない!!
どこに行ったのぉ?
「愛奈ならちょっとトイレ行くって
会場出ちゃったのよ。
もう帰ってくると思うんだけど...
実はね...?愛奈には悠莉君が婚約者って
言ってないのよね♪」


