<悠莉>

ん?あの子何してるんだろ?

僕の視線の先にはハナミズキの木の下で目を輝かせている女の子?


入学式、あと15分で始まるのにあんなところで座って
サボる気...かな?

僕はその子の方へ歩いていくと困った顔してなにか叫んでいた

(フフッ面白い子ww)

「ねぇ?こんなとこで何してるの?入学式いかないの?」

思い切って聞いてみた


すると...

(か..//可愛い///)

女の子が振り返ると

白くて細身の体つき

目がパッチリしていてまつげも長い

世間に言う美少女?

これまた長い茶色の髪が風に揺らされて

可愛い。

って僕さっきから何語ってるんだろう///

「あの...//」

え?僕?僕しかいないw 

少女はモゾモゾしながら話しかけてきた

「な、なに?」

あぁ~噛んじゃった//僕としたことが//

「迷子...になっちゃったみたいでっ(ニコっ)

体育館ってどこですか?」

え...?

迷子?

学校で...迷子?

プッ..

「プハハハっ(笑」

迷子って可愛過ぎ!

「え...いや

笑わないでくださいっ!!!!/////

一生懸命探したけどなくて///」

かーわーいー♪

僕ももう体育館行きたいし

ついでに教えてあげるかっ♪

「僕が案内したげるっ♪

入学式始まっちゃうから早く行こ?」



僕は少女の手を握って歩きだした


「あの...」

「どぉしたの?」

「...手...」


あぁ手繋いでることかぁ♪

てれちゃって可愛いなー♪

「ほら、また迷子になったら大変でしょ?」

「あぁ!そうだねっ!ありがとぉ(ニコっ」


その笑顔反則だょ!////

僕が男だったら襲っちゃうよ?←あなたは正真正銘男です