―――――――― 桃花さん 返事ありがとうございます。 桃花さんの手紙を見て 思わず笑ってしまいました。 どうしたのですか。 急に私の事を心配して。 気持ちには感謝します。 ですが私は桜子たちのためにも、 工場を捨てる訳にはいかないのです。 私が働かなければ 桜子と幼い娘は飢え死にしてしまいます。 兄弟の家も決して裕福ではないので…。 それにみな赤紙が来たら お国の為に戦うのです。 私だけ逃げる訳にはいけません。 安心してください、赤紙は まだ来てません。 では。 ――――――――