家に行くと真っ暗だった。 多分萌百は寝てるんだろうな。 家に両親はいない。 うちは鍵をさし、中へ入った。 お腹すいた~…。 リビングのテーブルの上に置いてあったおにぎりを1つとり、足音を立てないように部屋へ向かった。 ……両親は、「いつでも仕事」、だ。 あのときだって………。