__*__* ヒュルルル…。 _ハッ 気がつくと、1人立っていた。 あたりは真っ暗で、周りにはさっきの男たちが倒れている。 ケンカの時はこんなもんだ。 「……帰ろ」 その場を立ち去ろうと、暗い路地を手探りで抜け出した。 …今何時だろ?? ケータイを開き、時間を確認すると、11時過ぎていた。 え、時間過ぎるの早っ。 でもまだ11時か。 うちはケータイをしまい、することもなく行くとこもなく、そこらへんをブラブラしながら、結局家に向かった。