わたしは急いでグラウンドへ
かけよった。
だめ、だめっ…!!!!

「…はぁはぁ」

二人の元へ駆け寄る。
二人はわたしがいきなり
来たからびっくりして
いる様子。

「どうしたんだ?」

黒崎先輩がわたしに聞く

「あ…いや…2人は
何してるのかなって」

どもる。
冷や汗が半端じゃない。

「あー、くるみにー…」

言わないで。
お願いだから…