「どうしたんじゃ颯真。いきなり話があるからとワシと藤堂君を呼びたしたりして。」 「じいちゃん。 実はさ、俺ら暴走族始めたんだ。 …それで……許可をとろうかと思って…… いいかな?」 「なぜそんなことをワシらに言いにきたのじゃ?」 「ちゃんと認めてほしいから。」 俺はじいちゃんの目をまっすぐ見てそう言った。 マジで俺の気持ちが伝わってほしかった。 「うん。ワシはよいと思うが……藤堂君はどうかね?」