学級日誌。

広太side

めんどうな数字たちが書き巡る数学
不思議な事が起こる理科
催眠術を喰らいそうになる国語
昔の英雄達が出てくる歴史
別に外国行かないのに必要な英語

そんな授業、俺の耳には入らなかった

放課後の事に期待しすぎていて。

今日は部活が丁度ない日だ。

「広太ぁ♪行こっかぁ♪」

やけに元気なゆうや。
こいつの明るさ、俺に欲しいくらいだ。


普通に話ながら歩いていると
すぐに川口の家についてしまった

「ここだよっ♪ぢゃ、インターホンならすよっ!」

ピーンポーン

「あのぉ…誰ですかぁ…?」

川口の声だった。でもいつもより
ゆっくりでおっとりしてた声だった

「あーっ俺俺♪ゆうやだよ!
あと広太もいるよっ!」

「えっ…ちょ、ちょっとまってて!」

少したつとドアが開いた

「えーと…あがる…??」

「おーっ!いいのっ!」

ゆうやがズカズカと中に入ってくあとに
続いて入った

「二階に上がって…」

俺はゆうやにこっちこっちと言われて
川口の部屋に入った

川口の匂いがした


するとあとから川口がやってきた

「散らかっててごめん…」

と、言うとすぐにベットのなかに入った

「あぁっっ!そういや俺今日親にはやく帰ってこいって言われてた…」

「てことで今日は帰るね!
二人とも仲良く!」

「はぁっ?おいっゆうや…」

「ゆうくんいっちゃったね…」

俺は川口の方を向いた
よくみるとパジャマで少しはだけている

胸元がチラチラ見えた。

ここから…俺の理性との戦いになる…