君に逢いたくて~最後の手紙~

「ごちそうさま」


「ごちそうさまでした」


隼人が食器をキッチンまで
運んでくれる。


「ありがと」


私は隼人に一言お礼を言い、
食器をすべて洗った。


洗い終わりキッチンを出ると、
隼人はテレビを見ていた。


「隼人」


私が名前を呼ぶと、隼人は
こっちを向いてテレビを消した。


「終わった?」


隼人が微笑みながら聞いてくる。


「うん!」


「じゃあ、俺そろそろ
帰るね?」


「分かった」


隼人がリビングを出るのに
続いて、私も出る。


―ガチャ


隼人が扉を開けた。


「じゃ、また明日」


「うん。気をつけてね」


「分かった。バイバイ」


「バイバイ」


隼人は帰って行った。