家まで送ってもらい



今は門の前




詩音『ありがと』



桐斗「あぁ」




詩音『それじゃあ』




歩き始めたら



桐斗「詩音」



そう呼ばれたから


振り向いた




詩音『なに』




桐斗「明日は」




詩音『多分、行かない』




桐斗「そうか」





今度こそ家に入った





明日も会いたい



と思うのはなぜ?



 

都「おかえり、詩音」





詩音『ただいま』





都「やっぱり彼氏?」





詩音『.......そうみたい』




好きかどうかまだ
分からないけど





詩音『ねぇ』




都「なぁに?」





詩音『....恋ってなに?』