詩音『あとさなんで私と
《鬼蝶》が同一人物だって
分かったの?』


桐斗「声が一緒だったんだよ」


詩音『声?』


《鬼蝶》ん時はほとんど
喋んないだけどな…


桐斗「昔《鬼蝶》としての詩音と
会った時話した声と
あの時の声が同じだった」



...........会ったっけ?....


詩音『でもモデルってのも
分かってたじゃん』


桐斗「それも声」


詩音『へ~...ってそろそろ時間だ…』


桐斗「車来るのか?」


詩音『うん』


桐斗「んじゃ、行くか」


会計を済ませ出口に向かってる


出口につくと既に車は来てた


詩音『じゃあ…今日はありがと』


桐斗「ん。」


詩音『それじゃ』


車に向かおうとしたとき


桐斗「詩音」


詩音『..なに?』


私は歩く足を止め振り返る


桐斗「偽りじゃねぇからな」


詩音『!!!.....』


桐斗はそれだけ言い背を向け
歩き出した


詩音『..............』


.....私返事してないし…