気まぐれな恋バナ 【SS集】




放課後……


話があるって言ってたけど
どこで待ってればいいんだろう……?

教室かな?

いや、屋上かもしれない……


どうしたらいいか悩んでいると
気がつけば教室には誰もいなかった。

まぁ、いっか。
教室待ってよう……


天野君は日直だったから
多分先生の手伝いでもしてるのかな?


そう考えながら
ケータイをいじって暇潰しをしていた。



ガラッ……


突然教室のドアが開いた。

そしてそこに立っていたのは


「……天野君」


天野君だった。