純恋~キミと出会った日から~

爽のことを考えていたら、あっと言う間に時間がすぎていった。


学校が終わると、私は教室からいちもくさんに飛び出し、爽のもとへとむかった。


相変わらず。私は病院のにおいがきらいで、不安になる。でも、爽に会うと、そんな不安はかき消される。


「爽!」


私は爽に駆け寄る。