耳元で叫び、襟首掴まれて揺すられ続けるこの状況と、 このよくわからない誰かが言っていることの理不尽さにともこはキレた。 「うるさーい!! あんた何? 何のようなの? 私の安眠妨害したんだからさぞかし重大な御用があるんでしょうねぇ!!!!!」 叫んでいた相手は飛び起きたともこに驚いて、目を瞬いた。