でも…



ともこは考える。



夢じゃなかったら何なんだろう?



そう、こんな事は夢でなくてはならないのだ。



というより夢でなければ困る。


「やっぱり夢だわ!
あれだ。
さっきのは夢の中で夢を見ていたってやつだったんだ!!
だから、さっきのは夢の中の夢で、だから今は夢?
で…まあとりあえず、もう一度寝てみればいいって事!」



そう結論付けてともこはもう一度寝ることにした。



Zzzzzz....



「寝るなぁー!!」



ビクッ!!!?



ともこが眠りの世界へと誘われかけた所に誰かが割り込んできた。