猫を撫でる。



言葉だけでは、言い表せなかった。


生涯忘れられないほどの甘い想い出を
くれた恋人への感謝を示すために。

美梨は全身全霊で、涼太に尽くす。


涼太は、がむしゃらに美梨にしがみつき、二人は再び、楽園に住む蝶になった。


そして、時が経つのも忘れ、
快楽の蜜を吸い尽くす…


布団の中で、美梨は

「あのエステティシャンの指より
あなたの指のほうがいい」

と涼太に言い、
二人はクスクス笑った。