翌日、
早めにあの子がいる部屋に来て、
起きるのを待っていた。
もちろん副長命令で。
あの人は面倒事を押し付けるなぁ。
障子越しでその子が起き上ったのを見て、障子を開けた。
そこを見た瞬間、固まってしまった。
その子はとても美しかったからだ。
男装しているからか、美青年に見えた。
それにその子の目はとてもきれいだった。
目がとてもまっすぐで・・・
けど、その目に何も映っていないようにも見えた。
その子は自分の服や僕を見てびっくりしていた。
そして、その子が帰ると言い出したので、
土方さんたちのところへ行かせた。
帰られたら、怒られるし。
土方さんたちのことろへいたせると、
口が悪くて、目つきが鋭く隊士の数人に怖がられている土方さんの質問に
普通に話している。
普通というより、土方さんと同じくらい口が悪く、土方さんに刃向っている。
その子は未来から来たらしく、
僕たちの家柄や、土方さんの俳句まで知っていた。
俳句を読まれたときの、土方さんの顔はとっても面白かった。
それから、その子の荷物を持ってきて、
いろいろな見たことのないものがいっぱいあった。
それを見た土方さんは未来から来たことを信じざるを得なかった。


