「あ、そいえば」
「まだ何かあるのか?」
「はい。今日お昼に芹沢さんと真紘さんと食べたんですけど、その時新見さんがいなかったんですよ。珍しいと思いません?」
「そりゃ、いないときだってあるだろ」
「それに最近新見さん、夜出かけることが多きありません?昼間もよく一人で出かけてますけど・・・それと、知ってます?土方さん」
「ん?何をだ」
「新撰組のお金が無くなってるんです。不思議だと思いません?」
「何が言いたい」
と少しばかり睨みながら土方さんが言った
「新見さんとお金、関係があったりして。・・・最近平和ですからね。この先何かあったりして・・・」
「こえぇ事いうな。お前の言うことが当たるからな」
「もう土方さん、冗談ですってば」
「お前が言っているのは冗談に見えねーんだよ」
「そうですか?」
「冗談は冗談らしく言えよ」
「あはは」
つい笑ってしまった。
「おい、何がおかしい」
「いえ、別に何でも・・あはは」


