そいつは俺の俳句をからかいやがった後は自分の持ち物を見せた。
変は包みからいろんなものが出てきた。
どれも見たことないばかりのものだ。
そいつは何かで俺たちをとった。
それから俺はそいつに説教のようなことをさんざん言われた。
横では総司が笑いをこらえている。
俺に説教をした後はそいつは帰ろうとした。
だが、そいつは障子を開けようとした時、
様子がおかしかった。
どうしたと聞くと、
ここに来る前の記憶が思い出せないといった。
屯所の前で倒れていたというと、
そうではなく、自分が生きていた時代の記憶が思い出せないと言った。
思い出そうとすると頭が痛くなるらしい。
仕方なく、俺はこいつを新選組に預けることにした。
身寄りも、行き場所もいなんだからな。
けど、そいつは拉致するのかと言ったりして、新選組に入るのを幾度も断った。


