また、私は何を聞いてるんだろう…。 自分で言ったくせに、なに恥ずかしくなってんのよ…。 「……これ以上はプライバシーの侵害にあたります」 「……へ?」 「プライバシーの侵害にあたります!」 「は、はぁ…」 いやあの…繰り返して欲しかったんじゃないんだけど…。 立ち止まって必死に私に訴えるカケちゃんを見て、 やっぱり変だな…なんて思いながらも、これ以上は聞かないほうがいいなと思い、 それからは大人しくレストランを探すことに専念した。